【漫画感想】ふたごわずらい 1巻
今回の漫画は、桜野いつき先生の「ふたごわずらい」。
基本的にキャッキャウフフで優しい世界な百合漫画が好きなんだけど、たまにはドロドロしたものも読みたいかなと思って購入。表紙とタイトルからしてもうドロドロ。
伊澄アコと伊澄こまちは仲のいい双子の姉妹。
姉のアコは高3になってから漠然とした不安と感じていた。そんな時にクラスの副担任になった大沢麻紀に心の拠り所を求めようとする。
最初はそれを拒んでいた麻紀だったが、強引に迫るアコに付き合っているうちに、自分の本当の気持ちを理解する。
そして「愛」を通り越した異常な「執着」を姉へと向ける妹のこまちは……。
1巻のあらすじはこんな感じ。
生徒と先生。もしくは姉妹。所謂禁断の愛の関係だから展開は常に暗い。
冒頭と、アコと麻紀がデートしてるところくらいしか明るいシーンがなかったんじゃないか。
とにかく妹のこまちが初っ端からヤベー奴感出しまくってて、今後はこまちが色々問題を起こしていきそうな展開。
この漫画でも出てきたけど、「好き」の定義はやっぱり外せないのかなって。
自分の思う「好き」と他人の思う「好き」の定義が合っていないと恋人にはなれないのだろうか。まぁこまちのは「好き」じゃなくて「執着心」だってのはわかるけれども。
執着するのだってその人を好きだからこそだと思うから、「好き」の定義付けなんてできないよねぇ……って思う独身男の戯言。
