漫画感想 合格のための！ やさしい三角関係入門
今回の漫画は
「合格のための！ やさしい三角関係入門」
表紙が可愛かったのと、まだ1巻しか出ていなかったから購入。何巻も出てるとちょっと手を出しづらい。
左が凛（あきらの友だち）、真ん中が真幸（凛に家庭教師をしてもらっている。あきらの後輩）、右があきら（真幸の先輩）。
三角関係というと、一人を二人が取り合うっていうのを思い浮かべるけど、この作品は全部一方通行の三角関係。凛→真幸→あきら→凛という感じ。
可愛い表紙だし、タイトルに「やさしい」って書いてあるから、ほんわかゆるゆるなストーリーかなと思ってたんだけど、割とハードだった。（自分比）
凛の「好きな人は一人じゃないといけないのか」っていう疑問はすごく共感できる。「あの人もこの人も同じくらい好きなのに両方を選ぶことは普通ではないし、いけないことである。だから自分は人を好きになってはいけないんだ」という凛の葛藤が一番印象的だった。
それがどういった理屈でいけないことなのかってきちんと説明できる人って少ないんじゃないだろうか。
自分はこの気持ちがわかるし、そう思ってる人って一つの価値観に囚われない、心が広い人なんだなって思う。
まぁ多分世間一般的に見るといわゆる八方美人ってやつで嫌われるんだろうね。悲しみ。
今後の展開も気になるので買っていきたい。2巻も楽しみにしている。
全然関係ないけど、ゆるふわ系お姉さんの声って脳内で必ず茅野愛衣で再生される。
