漫画感想 ファインダー越しのあの子
百合漫画が好きで集めてる。
基本的に試し読みとかはしないで、表紙とあらすじをちょっと見て気になったら買ってみる感じ。
今回買って読んだのは、「ファインダー越しのあの子」。
表紙がノスタルジックな感じで好みだった。
内容は百合というより青春群像劇だったかな。もちろん百合なんだけど、この漫画の一番大事なところは違うところにあるなと思う。
語彙力がなさすぎてうまく言葉にできない。語彙力をつけるためにブログで感想を書いてみようと思って始めたわけだけれども。
自分が超絶受け身な性格だからか、「登場人物が勇気を持って踏み出した一歩で物語が動き始める漫画」というのがとても好きだ。好きなんだけど、読んだあとにもの凄く気分が落ち込むことも多い。
この子たちは変われたのに、何もしないでぐだぐだしている自分は一体何なのだと。
話が逸れすぎている。
この漫画は
「好きなことはあるけれども、一歩踏み出せないはじめ(主人公)」と「何事にも熱を持てないけれど、熱を持っている人を羨ましく思っている慧(主人公2)」の物語。
多分片方が主人公ってわけではなくて、二人揃って主人公なんだと思う。そこにはじめの幼なじみの穂波も加わる、と。
2巻で完結なんだけど、あまり短いと思わなかったのは登場人物それぞれの描写がはっきりしてるからか。
慧の「好き」が結局どんな「好き」なのかははっきりしなかったけど、慧自身もまだちゃんとわかってないから描かなかったのかなと思う。
一夏の少女たちの成長が心に刺さる漫画だった。
確実に言いたいことは、
夏×JK×百合って最強だな。