【漫画感想】ふたりエスケープ 1巻
可愛さ★★★☆☆
ストーリー★★☆☆☆
百合度★★☆☆☆
現実逃避度★★★★★
こうやって段階評価するとわかりやすくていいかもしれない。ただ一介の読者がこんな評価をしていいのか気がひけるが……。
田口囁一氏の「ふたりエスケープ」。
本屋で友人に買ってみてよと言われ購入。多分言われなかったらずっとスルーしてたと思う。
漫画家の「後輩」と、その後輩の部屋に居候?(同棲?)している無職の「先輩」。ちゃんとした名前は出てきてない。「人類は衰退しました」みたい。あのラノベ好きだったな。
後輩は常に締め切りに追われ「仕事したくない」と泣き、先輩はそんな後輩を連れて一緒に現実逃避しまくるお話。思いつきで旅行したり生ハムの原木買ったり。
特にストーリーがあるわけではない日常系のギャグ漫画寄り。百合姫コミックスだけど今の所百合描写もかなり少ない。
個人的には日常系よりはストーリーに重きを置いた作品のほうが好きなんだけど、あまりそういうのを読みすぎても気持ちが落ち込む一方なので口直しにこういう作品もいくつか読んでいてもいいかなと思った。ただ日常系のほうが終わったとき普通の漫画よりもダメージがでかかったりするんだよなぁ……。
名前が描かれない理由とか、先輩が何で無職なのかってのがまだ明かされてないから先は気になる作品。あと旅したくなる。
百合目当てで買うのはあまりオススメしないけれども、ゆるい日常系やぶらり旅的なのが好きな人には買って損はない漫画だと思う。